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Shoro Grapefruit Sour 缶
Shoro Grapefruit Sour 缶
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こちらは宮崎県の最南端、串間市にある松露酒造と共同開発したリキュールをベースにした缶になります。造ったのは、レモンサワーじゃなくてグレープフルーツサワー、です。以下、リキュールの説明文になりますが、よろしかったら是非(リキュール自体は蔵の販売になるのですが完売しています)。
春先の定番として紹介したいのが、ほろ苦くもスッキリ爽やかなサワーリキュールで、Shoro Grapefruit Sour、略して、SGSです。
グレープフルーツは宮崎県南部に位置している「緑の里りょうくん」のもの。国内で減農薬で取り組まれる農家さんとしては、国産のグレープフルーツはかなり画期的な商品とあって、全国からバイヤーさんが訪れるとのこと。松露酒造から車で1時間ほどのところにありまして、仕込みをする当日の朝に取りに行かせてもらいました。このグレープフルーツを全て手作業で皮を剥きまして、松露酒造のカラフルに浸漬。中身は全て搾汁して、砂糖と煮詰めてシロップにして混ぜます。全て余すことなく使ったリキュールです。単に、皮だけを漬けても少しドライな印象だったのですが、ここの果汁も全て入ることで、より味わいが広がります。元々、カラフルの香りもお芋のようなシンプルな甘さというよりは紅茶やトロピカルといったエキゾチックなフレーバーであり、そのニュアンスをグレープフルーツのジュージーさや甘酸っぱさで更に引き伸ばしたような感じです。
旬は3月くらいですが、この2月頭の出始めのグレープフルーツを使うことで、味はややマイルドに、フレッシュさや青さも感じられます。このグレープルーツの酸っぱさの中にある、特徴的なほろ苦さや甘さが焼酎の旨味と繋がり、飲んだ時の爽快感を生み出します。焼酎のテイスティングでは決して苦さや酸っぱさは必ずしもポジティブに評価されることはなく(世間のブームが香りや甘さであるが故に・・・)、ただ、その味わいにがっぷり四つに組んで出来たリキュールです。個人的には、より焼酎の奥深い味わいが生まれるキッカケになると嬉しいなと思っています。
冬から春の季節の変化、穏やかな陽気の到来、新しい芽のいぶきが聞こえてくる時に、飲んでもらいたいお酒です。季節の七草や山菜のような季節のほろ苦くも滋味深いお野菜にピッタリです。僕の好みは、味噌漬けや胡麻和えのような和の料理です。春らしい味わいのサワーとしてご賞味ください。可能ならば、グレープフルーツのスライスを添えてもらって飲むの乙です。
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