
今年、最後のシーズンのレモンサワーです。
今年、というと語弊がありますが、昨年の秋から取れ始めたレモンの終わりということで、ここで年とは関係なく、一旦の区切りとなります。
この頃に植えた苗の新しいレモンが、次の秋から新シーズンとなります。
すっかりレモンも黄色く、大きくなり、完熟みも出てきました。名残惜しいですが、これ以上引っ張ると、暑さに焼けたり、フレッシュさが無くなるので、やはり、この時期が仕込むのには最後かなという感じです。
合計5回目の仕込みということで、かなり慣れきた感じもあります。
レモンは、農家の菅さんとも、スケジュールのやりとりから、仕込み日ドンピシャに送ってもらい、こちらは新鮮さを失いません。
皮も、まとめず、剥いたものから数時間と待たずにどんどん漬けていきます。皮の油脂成分が一番重要ですので、こちらのフレッシュさには一番気を使います。
漬けたあとも、味を見ながらおおよそ2日間程度で皮は引き上げます。ちなみに、皮以外の部分は全て搾汁してジュースにしまして、いつものシロップ商品に活用しております。
そこへのシロップは、リットル単位で味を見ながら加えていきます。結果的に、今回は用意した分すべて投入することとなりました。
これは仕込みでの感覚ですが、レモンの香りや酸が出ていれば、シロップもたくさん入れられます。冬と同じくレモンの味がしっかり移っている様子でした。
お酒も、豪華に富田酒造場さんのほうで、トップラインのお酒を入れてもらいました。こちらもしっかりと黒糖と麹の余韻を感じられるかと。
今回のこだわりですが、蓋を蝋付けにしました。
もちろん、これも手作りです。
一瞬、どのように開けるか戸惑いますが、中身はスクリューキャップですので、蝋の上からエイヤッと捻れば、開くはずです。
よろしくお願いします。
(田中)
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真のレモンサワー専用リキュール『リアルレモンサワー』
OPEN BOOKのレモンサワーをリキュールとして商品化しました。
全てをこだわりの手作りで、保存料・香料・人工甘味料・着色料は一切不使用です(言うまでもなく)。富田酒造場さん協力のもと、1週間、奄美大島で作ってます。
200キロのレモンを皮剥きして、この為にブレンドさせてもらった焼酎に漬け込み、オープンブックのオリジナルシロップで割りました。炭酸で割るだけで、オープンブックのレモンサワーが楽しめます(もしかしたら、それ以上)。
レモンは、広島県尾道市瀬戸田町に位置するcitrusfarmsたてみち屋さんのビアフランカという品種を使用しています。
炭酸で1:3~4に割ればオープンブック直伝のレモンサワーが楽しめます。カットレモンを是非添えてください。もちろんお好みの濃さでも。ロックでも。寒い日には、お湯で割って、ホットレモンサワーもおススメです。
リアルレモンサワー1本あたり、一般的なグラスで約12杯分のレモンサワーが作れます。
開けた後は、冷蔵庫に保管することをオススメしますが、余程の高温多湿の場所に置かなければ、常温でも大丈夫です。アルコール度数30度ですので、保存期間も気にせず、どうぞ。
※原材料高騰の影響をうけて、一部を値上げしておりす。ご理解のほど、よろしくお願いします。