オープンブックからクラフトサケがでました!
もちろんレモンサワーなクラフトサケです。限定100本です。逃さないうちに、是非お求めを。
※クラフトサケとは、「日本酒(清酒)の製造技術をベースとして、お米を原料としながら従来の『日本酒』では法的に採用できないプロセスを取り入れた、新しいジャンルのお酒」(出典)です。
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前々から、やりたかった瓶内二次発砲のレモンサワーをようやく作れました。焼酎をベースにしたのがレモンサワーの根幹とは思いつつも、やっぱりワインみたいなカジュアルなシーンが浮かぶレモンサワーも作りたいと思っていた今日この頃。お酒が繋いでくれた縁が叶えてくれました。
設計・醸造は、「流しの醸造家」こと上田くん
去年の仁井田本家の集まりで会ってから、「いちいち、炭酸で割って飲むサワーじゃなくて、ワインのようにボトルから直接に泡で飲めるレモンサワーが欲しい」という僕のわがままを叶えてくれました。その細かい設計は下記をご覧ください。
ちなみに、醸造所はこれまた業界でも有名な福岡のLIBROMさんです。
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〈製造秘話〉
今回のチャレンジは2つ。
1. レモン果汁のクエン酸を利用した、名付けて"檸檬酛"で酒母を立てる
2. 瓶内二次発酵でスパークリングを目指しつつも、ガス圧を抑えて開栓しやすくする
色々と設計をミスったことにより、もろみ初期はレモン由来の野生酵母が支配的に動いて、高泡でタンクから醪が溢れるというやばめな事件が発生。後半はなんとか添加したK901が支配的になってくれたので、ちゃんとアルコールも出て瓶内二次発酵までちゃんと持ちこたえてくれました。
味わいは、麹由来の甘みもしっかりとありながら、レモンの酸味、レモンピールの"ほろ苦さ"、炭酸のシュワッとでキレ良く飲める感じ。さらにごく少量の塩を加えることで味の輪郭がくっきりしてまとまった感じです。
実はこのお酒4月末には出来ていたのですが、瓶内二次発酵期間として冷蔵庫で寝かせていました。
丁度いいガス圧になったタイミングでリリースしようと思っていて、7月現在が理想的な状態なためリリースすることになりました。
が、生酒なので当然半年後も同じ状態かは正直わからないっす。
あんまり長く置いておくとガス圧上がって開けるのめちゃくちゃ大変という可能性もあります。
まさに暑いこの時期のためのお酒って感じの仕上がりですし、この夏の間に是非飲んでいただければと思います!
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※開栓時の注意※
・吹き出した場合に備えて、ボウルなどの受け皿の上で開栓することをオススメします
・事前にボトルをキンキンに冷やした状態で開栓してください
・一気に開栓するのではなく、少しずつガスを抜くような感じで慎重に開栓してください。
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